Zeiss Industrial Metrologyと提携し、当社の顕微鏡システムに初めて拡張焦点深度検査システムを追加できることを嬉しく思います。

Man in factory using DeepFocus1 microscope

新しいDeepFocus 1システムは、世界をリードする顕微鏡のイノベーター2社による重要なコラボレーションです。DeepFocus 1は、Vision Engineeringの技術および設計の専門知識と、Zeissの新しいVisioner 1長焦点深度デジタル顕微鏡ヘッドを組み合わせたものです。

MALSテクノロジー™を搭載したDeepFocus 1は、従来の顕微鏡の最大100倍の焦点深度で、リアルタイムの拡張焦点深度イメージングを提供し、最大69mmの深さまで「オールインフォーカス」画像を瞬時に提供することで、時間のかかるイメージング後のフォーカススタッキングの必要性を排除します。

マイクロミラーアレイレンズシステム(MALS)™を使用することで、DeepFocus 1は曲率が明らかに異なる「仮想」レンズ、つまり焦点面を生成できます。これは、個々のマイクロミラーの向きを調整された方法で変更することによって達成されます。この「仮想」レンズの曲率を高速で再形成することで、超高速フォーカスとリアルタイムのオールインフォーカスイメージングと文書化が可能になります。 3つの表示オプションは、検査対象の理解に役立ちます。

拡張焦点深度 (EDoF) ビューでは、すべての詳細に焦点を合わせた被写体を上から見下ろすビューが表示されます。 ハイトマップビューは、被写体の高さデータを表示し、単色サンプルの視覚化と高さの理解を支援します。トポグラフィービューは、回転や操作が可能な被写体のシミュレートされた3Dビジュアライゼーションを示しています。

ヴィジョン・エンジニアリングとツァイス・インダストリアル・メトロジーは、それぞれの市場でよく知られたメーカーであり、この提携により、両社は世界の検査市場をカバーすることができます。

ヴィジョン・エンジニアリングのグループ・セールス&マーケティング・ディレクターであるポール・ニューバットは、次のように述べています。

「Zeissと提携し、成長を続ける革新的な顕微鏡製品群にDeepFocus 1が加わったことを嬉しく思います。これにより、エレクトロニクスおよび精密工学分野における主要な顕微鏡ソリューションプロバイダーとしての当社の地位がさらに強固になります。」