ヴィジョン・エンジニアリングは、特許取得済みの光学およびデジタル実体顕微鏡と非接触測定システムの最先端メーカーです。

ヴィジョン・エンジニアリングは1958年にロブ・フリーマンMBE(1933-2017)によって設立されました。ロブはインペリアル・カレッジで機械工学を学び、機械工としてケンウッドのミキサーで働き始めました。 その後、彼はレーシングメカニックとしてジャガーレーシングに参加し、ヨーロッパと北アフリカのレースで車を支援しました。

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ジャガーレーシング時代、ロブは分解せずに内部のレースエンジン部品を検査するボアスコープを開発しました。

その後、製造分野に使用される光学機器の開発ため、ヴィジョン・エンジニアリングを設立しました。

同社は、ロールスロイス、ビッカース、フェランティ、GECを含む大企業へ光学部品を納入することからスタートしました。

ロブは多数の特許を取得し、2つのQueen’s Awardsを受賞し、1995年にイギリスの光学産業への貢献によりMBEを授与されました。

世界初の「接眼レンズ不要」実体顕微鏡

1994年、ヴィジョン・エンジニアリングは拡大鏡と顕微鏡の間の隙間を埋めるように設計された世界初の「接眼レンズ不要」実体顕微鏡オリジナルマンティスを発表しました。

人間工学的なDesign and innovation awardsを受賞し、BBCプログラムのトゥモローズワールドに特集されました。マンティスは、発売と同時に実体顕微鏡の分野では広く知られるようになりました。

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作業性の向上

ヴィジョン・エンジニアリングは、製造部門や産業で光学システムを使用する際のオペレーターのパフォーマンスの最適化に焦点を当てた企業の設計と革新の指針を追求してきました。

長年にわたり、ヴィジョン・エンジニアリングは最先端の検査および光学測定製品を開発し、世界中の企業の生産性と品質向上に貢献してきました。

ヴィジョン・エンジニアリングの外観検査・非接触測定システムは、お客様の品質・生産性の向上において高く評価を頂いております。

外観検査、リワーク、研究開発から品質管理に至るまで、ヴィジョン・エンジニアリングの製品は、多岐に渡り使用されています。ユニークな特許技術を使った光学機器は、生産の効率化及び品質向上に貢献しています。

小さな会社から世界へ

同社はサリーにあるニッセンハットで創業して以来、長い道のりを歩んできました。2018年6月、イギリスのサリー州ウォーキングに近いセンドに、84,000ft2の最先端の製造研究開発施設とグローバル本社を開設しました。

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2019年、ヴィジョン・エンジニアリングは世界発の3Dデジタルマイクロスコープ、DRV(  ディープ・リアリティ・ビューアー)を発表しました。  DRVは、メガネやその他の特別なアイウェアを使わずに、デジタルで高品質3D HD画像を配信し、また、これらの画像をネットワーク全体でリアルタイムでの共有を実現しました。 この驚くべき技術は、フランスのメシュア・パルマレス・テクノロジクス、プロダクニカ・イノベーション・アワード、ドイツのインスペクト・イノベーション・アワードなど、国際的な数多くの賞を受賞しました。

2020年4月、ヴィジョン・エンジニアリングは、最新の接眼レンズのない実体顕微鏡 Lynx EVOで、再びQueen’s Awardsを受賞しました。Lynx EVOは、医療技術、医療機器、電気通信、航空宇宙、自動車分野などの製造業務において世界中で広く使用されています。  Lynx EVOは、品質検査プロセスに不可欠なツールとして評判を博しています。

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現在、ヴィジョン・エンジニアリングは、イギリス、ヨーロッパ、北米、アジアで220人を超える従業員を抱え、世界各国に販売店網を構築しています。