「壊れるまで使う」文化からの転換を提唱
産業用光学機器(実体顕微鏡、拡大鏡、デジタルマイクロスコープ 他)及び非接触寸法測定装置(光学測定装置、画像測定装置、FOV測定装置 他)を使う作業環境の改善を通して健康経営事業者様の一助になることを宣言した日本ヴィジョン・エンジニアリング株式会社は、新製品の30日間無料トライアル・キャンペーンに続き、本日、無償の訪問点検サービスを中核とする新たなアフターマーケットサポートプログラムの導入を発表しました。

写真:サポートプログラムの一例(クリーニング)
新サポートプログラムを発表した背景
精巧な工業用顕微鏡や測定機器であれ、よりリーズナブルな装置であれ、従来は「壊れるまで使う」という考え方が一般的でした。他方で、一見小さな部品が業務に重大な影響を与える可能性があります。不具合として顕在化する前の予防メンテナンスによって、ダウンタイム等の収益損失を最小化することの重要性は認識されながらも、時間がない、人手が足りないなど、実施には様々な障壁があります。
Vision Engineering の北アジア地域担当ゼネラルマネージャーである Ken Crockett(ケン・クロケット)は次のように述べています。「スペースシャトル・コロンビア号の悲劇を思い出してください。小さな断熱材の破片が剥がれたことが、大きな事故に繋がりました。適切な点検と予防メンテナンスがあれば、故障を予期し、多大な損失を回避することができます。私たちは、お客様がそのような事態によって、たとえ数時間であっても事業が中断されることのないようにしたいのです。」
柱となる「無償の訪問点検」の開始時期は?
新たなアフターマーケットサポートプログラムの柱となる「無償の訪問点検」サービスは、2025年9月に正式導入されます。また、先行して、特定のお客様を対象としたパイロットプログラムが、2025年8月中旬まで実施されます。このパイロットプログラムでは、詳細な点検項目、フォーム、報告書を含む包括的な点検プロセスを精緻化いたします。
なお、訪問点検にあたっては、業務に支障がないよう、短時間で効率的な点検を実施します。また、ご要望に応じて、機密保持契約(NDA)の締結を含む機密保持に対応するなど、プライバシーやセキュリティに十分に配慮いたします。
「無償の訪問点検」によるお客様のメリットは?
「当社の目標はお客様との関係を深め、顕微鏡と測定機器の分野における真のソリューションプロバイダーとなることです。日本と共に成長する、Win-Winの関係です。」(Crockett)予防点検及び保守を踏まえた機器の使用状況の改善などによって、以下の重要なメリットをご提供できると考えています。
- ダウンタイムの削減
- 単位時間あたりに処理できる量や生産性・スループットの向上
- 製品機能に関するお客様ニーズへの対応力の向上(今後の適切な製品開発を含む)
- 潜在的なトラブルの事前把握による点検・修理スケジュール
- 継続的且つタイムリーなサポート・サービスや新製品などの情報提供
事業を止めない、お客様へのプロミス
この新サポートプログラムの取り組みは、日本ヴィジョン・エンジニアリングがお客様の細やかなニーズに応える真のソリューションプロバイダーとして、その長期的な成功と利益の最大化をご支援する決意を明確に示すものです。
日本の強固な産業基盤は、当社とお客様双方にとって利益をもたらすものと信じています。プロアクティブなサポートが、いかに検査・測定機器の寿命を延ばし、運用効率の向上に貢献するか、世界中で目撃してきました。その同じレベルのコミットメントを、大切な日本のお客様にも提供いたします。
日本ヴィジョン・エンジニアリングのサービスチームが、グローバルなベストプラクティスとお客様の検査・測定機器が設置されている環境の理解・洞察をもとに、訪問点検を実施します。さらには、効果的/効率的に当社製品をご活用いただけるよう、各種トレーニングセミナーやウェビナーも順次開催いたします。
本件に関するお問い合わせ
Webフォーム:https://www.visioneng.jp/contact/
代表電話番号:
西日本エリア 072-749-2111(平日の10時から17時まで)
東日本エリア 045-935-1117(平日の10時から17時まで)